『やさしくわかるExcelVBA』訂正(旧版)
誠に申し訳ありませんが、旧版の「やさしくわかるExcel VBA」には、誤植などの間違いがいくつかあります。読者の皆様には、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。
重要な訂正
- 「はじめに」のVページに「Chapter関係図」がありますが、この図の線は、本来、矢印で線を引く予定だったのですが、単なる線になっております。上から下、中央から端の方向に矢印が引かれていると考えて下さい。
- P178 最初に書かれているプログラムコードの中で文字化けを起こして『¥』があります。正しくは、
Sub 特定のセル発見() Range("A1").Value = 1 Range("A2").Formula = "=A1+2" With Range("A1:B2") .SpecialCells(xlCellTypeConstants).Interior.ColorIndex = 3 .SpecialCells(xlCellTypeFormulas).Interior.ColorIndex = 4 .SpecialCells(xlCellTypeBlanks).Interior.ColorIndex = 5 End With End Sub
- P206の上の方にある「INT関数とFIX関数」の図が間違っています。正しい図は以下の図です。
- P236 下の方にあるプログラムコード中「str価格 = Left(str価格,2)」は、「str価格 = Left(str価格,3)」の間違いです。
細かな訂正
- [はじめに]iiiページ 誤「失業率」⇒正「完全失業率」
-
P21 ステップ3の見出し。「黄色くなって怒る場合」⇒削除
ステップ3は、青くなって怒る場合です。 - P12 上の方の図の噴出しの中「(1)ここをクリック」とありますが、番号が間違っておりまして、正しくは、「(3)ここをクリック」
- P67 マクロのコード内。誤:「MsgBox"はいと押しました。"」⇒正「MsgBox "はいと押しました。"」
MsgBoxと"の間に空白が必要です。 - P110 COLUMNの前の本文の最後の行に、「のような形式を絶対値参照といいます(⇒160ページ)」とありますが、ここでいう絶対値参照は、ワークシート上のセルの参照のことなので、160ページでいう絶対値参照などとは、意味合いが異なっています。(160ページ)というページ参照は、無視してください。
- P113 イベントプロシージャの例のところで
If Target.Address = "$c$7" then
とありますが、セルの参照は、"$C$7"のように、大文字でないとうまく動作しません。 - P141 Aのところで、
Do while worksheets(2).Cells(a,1).value <> ""
でなければならない。 - P190では、LEFT関数のみを紹介していて、LEFT$関数を紹介していません。これは、変数の型宣言を、後ろの13章で説明しているためです。LEFT関数とLEFT$関数は、使い方は同じですが、LEFT関数が内部的に文字列の形をとるバリアント型を戻り値とするのに対して、LEFT$関数は、文字列型を戻り値とします。プロフェッショナルな人は、LEFT$の方を使用することをお勧めします。同様に、RIGHT$、MID$、FORMAT$があります。
- P248 プログラムコードに対して引かれている(2)の矢印の先が間違っています。正しくは、(2)の矢印は「k=k+1」に対して矢印がついていると思ってください。
- P205 Round関数が紹介されていますが、この関数は、Excel2000以降で追加された関数で、Excel97では、使用することができません。
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P211 真ん中の図の噴出し
誤:大きさを変更したいときはこの□をクリック
正:大きさを変更したいときはこの□をドラッグ
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P222 真ん中図
ユーザーフォームの図のタイトルバーに「UserForm1」と書かれていますが、本来、P219で、ユーザーフォームのCaptionを「住所録」にしていたはずので、この画面キャプチャは間違っています。 -
P223 Step5
誤:(1)「UserForm1.Show」が実行される。 正:(1)ユーザーフォームを表示する命令文が実行される。(frmAddress.showの実行) -
P225 コード内
Cells(2,1).Value のように本来、Valueプロパティが必要ですが、ここでは、省略されています。 - P269 COLUMN内7行目「−ジャで渡すことになります。つまり、「子(a)」は、変数aを値渡しにするのではなく」とありますが、正しくは、「−ジャで渡すことになります。つまり、「子(a)」は、変数aを参照渡しにするのではなく」です。
-
P274 の図には、「ユーザー定義型変数」というこの本のどこにも解説していない言葉が出てきています。これは、無視してください。
ちなみに、「ユーザー定義型変数」とは、変数の塊です。以下のリストように、TYPE〜END TYPEで変数の塊として新しいタイプの変数を自作できるのです。
Type 社員 番号 As Integer 名前 As String 住所 As String End Type Sub ユーザー定義型の使用例() Dim データ As 社員 データ.番号 = 1 データ.名前 = "鈴木太郎" データ.住所 = "大阪府堺市" Range("A2").Value = データ.番号 Range("B2").Value = データ.名前 Range("C2").Value = データ.住所 End Sub